認知症の原因は老化?予防効果が期待される果実と習慣を紹介

認知症予防

脳の変性による病気だとする医学書には「アミロイドβ」の沈着がアルツハイマー型認知症の原因と書いてあります。

ある本によるとアミロイドβは、20年もかけゆっくりと沈着するのでアルツハイマー型認知症(海馬の萎縮といわれている認知症)の潜伏期間は20年もあるというのです。

それなら老化とどう違うの?

アミロイドβと認知症は因果関係ではなく並存関係にあって、原因はどちらも老化と考えるのが自然なのではないでしょうか。

若年性認知症は何らかの原因で、脳の早期老化が始まったと考えれば脳血管障害の患者で認知症になる人、ならない人がいることは、まさに脳の老化といえるのではないでしょうか。

この記事では、認知症の原因とされる「老化予防」に良いとされるスーパー食材 「シークワーサー」「サウナ」の効果についてご紹介しています。

脳を老けさせないスーパー食材「シークワーサー」

アミロイドβ、海馬の萎縮が原因とされてきたが 認知症予防、改善のために医学界が注目しているのがスーパー食材「シークワーサー」です。

脳の表面を覆っている部分、脳の機能を維持しているような場所がある神経細胞の塊が薄くなるということが機能低下につながるわけで、加齢などが原因で減り始めている人は、近い将来認知症を発症する可能性が高いと言われています。

そこで脳の若返りに期待されるスーパー食材「シークワーサー」を生活習慣に取り込んでみると良いとされています。

シークワーサーの何がいいのか?

シークワーサーの収穫時期の青切り果実は、脳の神経細胞のネットワークを再生する成分であり認知症対策の切り札とまで言われるノビレチンを豊富に含んだ食べ物です。

一般的なノビレチンを含む食材の20倍ともいわれています。

ノビレチンは柑橘系の植物に多く含まれる成分で、同じ柑橘系で100gあたりノビレチン含有量と比較してみると

温州ミカン 24mg
カボス 89mg
ポンカン 127mg
シークワーサー 267mg

余談ですが、シークワーサーは、沖縄の方言で、

「シー」・・・酸あるいは酢
「クァサー」・・・食わすせるもの、加えるもの

「酸を食わす」「酢を加える」という意味になるそうです。

食用以外では、芭蕉布を織り上げた際に、そのままでは固い布を未熟なシークワーサーの果汁で洗浄し、余剰の有機物を酸で溶かして柔らかくする用途に利用されていたとか・・・
*Wikipedia調べ

サウナ効果で認知症減少

サウナ大国フィンランドでの研究結果が発表され、週4日以上、サウナに入っていた人とそうでなかった人を二千人を対象に20年にわたり追跡調査を行った結果、 66%の認知症数が少なかったことが分かっています。

最大の要因は脳の血流量。

脳の老化が気になる人は是非お試し下さい。

サウナに定期的に入ることで脳の血流量が増加し神経細胞を刺激。

その結果、神経細胞が常に活性化し加齢による細胞の減少を食い止められた。

サウナがない場合は家風呂で!

サウナの効果的な入り方は温冷交代浴といわれ、家風呂でも41℃~42℃のお湯に約15分つかり、少し汗をかく程度体を温める。

その後30℃の低温シャワーを30秒ほど浴びる。

これを2回繰り返す。(風呂の中でグー、パー運動も血流活性効果あり)

サウナに入る際は、以下を注意しましょう

  • 体調が悪いときは利用しない
  • 水分補給をしっかり行い脱水症状に注意する
  • 飲食後、飲酒後の利用は控える
  • 高血圧、糖尿病、心疾患、脳疾患がある場合は主治医に確認する

まとめ

今回あらゆる本や資料をもとにお伝えせて頂きましたが、予防効果が期待されるものはまだまだたくさんあるといわれております。

最後に一つ皆さんにお伝えしたい言葉があります。

アメリカの行動心理学者(スキナー)は

『老いを考えるのによいのは若い時である』と述べています。

加齢に伴い、認知能力が低下していくという現実を受け止め、認知症予防に効果があるとされる食生活、運動などを習慣化させたり、積極的に社会参加するなどして自らその防止に努める必要があるのではないかと考えます。

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